リウマチとライフスタイル
日常生活について
運動はできるの?
炎症が治まっていれば運動はできますが、関節に負担をかけないよう注意が必要です
炎症がほぼ治まっている寛解状態であれば、テニスやゴルフなどのスポーツを行うことができます。疲れすぎやケガには十分注意しましょう。
関節リウマチに対する運動療法は、関節の可動域(動かせる範囲)や筋力を維持するために行います1)。医師や理学療法士から運動の仕方について指導を受けたら、その後は毎日の暮らしの中で続けていきましょう2)。過度な運動はかえって関節の状態を悪化させるため、無理のない範囲で楽しみながら取り組みましょう。
<運動療法を行う際のポイント>
- できるだけ毎日行う
- 全身の関節を動かすようにする
- 痛みの強いときはやらない
- 無理に曲げたり、伸ばしたりしない
- リウマチ体操を参考に行う
- ゆっくりと動かすようにする
竹内勤監修「患者のための最新医学 リウマチ」p139,高橋書店 2015 より参考に作成
- 1)
- 山中寿監修「関節リウマチのことがよくわかる本」p74-75, 講談社 2015
- 2)
- 竹内勤監修「患者のための最新医学 リウマチ」p138-143, 高橋書店 2015