リウマチとライフスタイル
トラブルが起きたときについて
関節リウマチ以外での体調不良の際はどうするべき?
主治医以外の医師を受診する場合は、関節リウマチの治療状況を必ず伝えましょう
関節リウマチ以外の病気で、関節リウマチの診療科以外での治療が必要になったときは、薬の飲み合わせを確認しなければなりません。手術をする場合には休薬などを含めた薬の調整を行う必要もあります。他科の医師には関節リウマチの治療状況を必ず伝え、それぞれの担当医と相談して、適切に対処してもらいましょう1)。
また、かぜやインフルエンザなどの感染症にかかったときは、関節リウマチの主治医を受診するようにしましょう2)。
<関節リウマチ以外の病気で入院になったときは>
他科の医師に関節リウマチの治療状況を伝えると同時に、関節リウマチの主治医にも入院・治療のことを相談しておきます。手術の際は関節リウマチの治療薬を休止することが多いため、手術の前後でどのように関節リウマチを管理していくか、医師や看護師、または薬剤師へ相談しておきましょう。
山中寿監修「関節リウマチのことがよくわかる本」p96, 講談社 2015 より参考に作成
- 1)
- 山中寿監修「関節リウマチのことがよくわかる本」p96, 講談社 2015
- 2)
- 橋本博史監修「改訂新版 図解 膠原病がよくわかる最新治療と正しい知識」p174-175, 日東書院本社 2016