シムジアでみられる副作用

シムジアによる治療を受けていただく際には、副作用にも注意が必要です。これまでの臨床試験から、以下の副作用が報告されています。

国内の臨床試験で頻度の高かった副作用

鼻咽頭炎、上気道感染

鼻やのどに炎症を起こし、くしゃみ、鼻水、鼻づまりを主症状とし、ときにのどの痛みを伴います。頭痛、倦怠感、寒け、食欲不振などの軽い全身症状もみられます。

咽頭炎

ウイルスや細菌の感染により咽頭粘膜に炎症を起こし、のどが赤く腫れ、痛みがみられます。

気管支炎

ウイルス感染により気管支粘膜に炎症を起こし、せきや痰がみられます。

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスによる皮膚の感染症で、痛みを伴う発疹がみられます。

肝機能異常

肝臓の機能が障害され、肝機能検査値が上昇します。

国内または海外で確認されている重大な副作用

敗血症、肺炎などの重篤な感染症

シムジアのようなTNFαのはたらきを抑える治療を受けると、免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなることがあります。敗血症(感染が血液の流れによって全身に広がった状態で、発熱、寒け、震え、発汗などがみられる)や肺炎(せき、痰、発熱、寒け、息苦しさなどがみられる)などの重篤な感染症があらわれることがあります。

結核

結核菌による肺の炎症で、過去に結核を患ったことのある患者さんでは、再び症状があらわれるおそれがあります。せき、痰、発熱、体重減少などがみられます。

重篤なアレルギー反応

アナフィラキシーと呼ばれる急激で強いアレルギー反応(呼吸困難、血圧低下、意識消失)があらわれることがあります。

脱髄疾患

神経線維の一部が破壊される疾患で、新たに発症もしくは悪化することがあります。代表的な疾患に多発性硬化症があります。多発性硬化症では、視力障害(視力の低下、物が二重に見える、眼球が震える、目の痛み)、しびれ、歩行障害がみられます。

重篤な血液障害(汎血球減少、血小板減少、白血球減少、顆粒球減少等)

血液中の赤血球、白血球、血小板などが減少することがあります。

抗dsDNA抗体の陽性化を伴うループス様症候群

自分の体に対する抗体があらわれ、関節痛、筋肉痛、皮疹などの症状があらわれることがあります。

間質性肺炎

肺炎のなかでも肺胞間質に起こる肺炎で、発熱、空咳、動いた後の息切れなどがみられます。

これらの症状があらわれた場合は、すみやかに主治医、看護師または薬剤師に相談してください。